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最終更新日:2026年01月08日
▼ 巨大地震全史:Season 2 シリーズナビ
「もし今、大地震が起きてスマホが『圏外』になったら、あなたはどうやって命を守る情報を手に入れますか?」
ネットが繋がることが当たり前の現代、私たちはかつてないほど「情報インフラ」に依存しています。しかし、歴史を振り返れば、情報の途絶がいかに多くの命を奪ってきたかが分かります。1944年の東南海地震と1945年の三河地震。これらは戦時中の報道管制によって、被害の全貌が十分に伝えられず、戦後もしばらく「忘れられた震災」として扱われてきました。
この記事では、戦時中の「情報の真空」が招いた悲劇を紐解き、現代のブラックアウト(全域停電)を生き抜くための「情報自衛力」を身につけるための具体的な方法を解説します。最後まで読めば、漆黒の闇の中でも、命を繋ぐ情報を確実に掴む準備が整うはずです。
戦時中の被害隠蔽は「軍事機密の維持」が目的でしたが、現代のリスクは「インフラ依存による物理的な情報遮断」です。最強の対策は、スマホだけに頼らず、電池で動くラジオとオフラインデータの活用による「情報の冗長性(デジ・アナ併用)」を確保することです。
CONTENTS
3. 2025年の生存戦略:後発地震注意情報と「ソフトの堤防」
これからの時代、私たちは「不確実な情報」と賢く付き合い、パニックを抑止する能力が求められます。
「空振りを恐れて情報を隠す時代は終わったにゃ。でも情報が溢れる現代は『デマの荒波』も凄まじいにゃ。正しい目を持つことが、君の命を守る最後の堤防になるんだにゃ」
デマの荒波から身を守る「リテラシー」という名の備え
2022年から運用が始まった「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、巨大地震の確率が平常時より高まった時に発表されます。これは「巨大地震が必ず起きる」という意味ではなく、情報の非対称性から生じる混乱を防ぐためのリスク開示です。
心理学者のオルポートとポストマンが提唱した「流言の公式」によれば、デマは「重要性 × 曖昧さ」によって拡散します。そこに不安が加わると、現代のSNSでは爆発的なインフォデミック(情報の感染爆発)を招きます。能登半島地震でも虚偽の救助要請が社会問題となりましたが、一次ソース(気象庁等)の情報をラジオ等で直接受け取り、不確かな情報の拡散に加担しないことが、社会全体のレジリエンス(復元力)を高めます。
4. 結び:まとめとアクションプラン
歴史は繰り返しませんが、教訓を学ばない者は同じ過ちを繰り返します。戦時中の「人為的な沈黙」と、現代の「物理的な沈黙」。その解決策は、あなた自身の中にあります。
- [ ] ワイドFM対応の防災ラジオを用意し、予備の乾電池を10本以上備蓄する。
- [ ] ハザードマップや避難所の地図をオフライン(印刷物またはPDF保存)で持っておく。
- [ ] 家族と「通信不能時の一次待ち合わせ場所」を具体的に決めておく。
- [ ] 能登半島地震でのデマ事例を知り、「情報の出所」を常に確認する癖をつける。
情報の空白を埋めるのは、最新のガジェットではなく、あなた自身の「備え」です。今日、ラジオの電源を入れて、その音を確認することから始めてみませんか。
▼ 一次情報リファレンス(信頼性の担保)
- 内閣府 中央防災会議「1944東南海地震・1945三河地震報告書」
- 気象庁「歴史地震・長期評価の一覧」
- 総務省「北海道胆振東部地震における通信障害統計」
- 内閣府・気象庁「北海道・三陸沖後発地震注意情報の解説」
- 日本経済新聞「SNSデマと法的摘発の事例(能登半島地震)」
著者:オウチックス
大手ガス会社社員 / 内管工事士 / 防災士(見込)


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