
最終更新日:2026年01月09日
こんにちは。「生活リスク予報」を運営しているオウチックスです。普段はこのブログで家計防衛やリスク回避について発信していますが、私たちの生活における最大の「リスク」の一つは、実は**「職場の人間関係」**ではないでしょうか。
先日、私自身が職場で非常に理不尽な思いをする出来事がありました。「自分が悪くないのに怒鳴られ、真相が判明しても誰からも謝罪がない」どころか、悪ふざけで追い打ちをかけられるという経験です。これは単なる感情の問題ではなく、組織の健全性が崩壊した「腐敗」を示す重大な信号です。
本記事では、私の生々しい実体験をベースに、なぜ「謝れない職場」が個人の資産と精神を破壊するのか、そして私たちはどう身を守るべきかについて、組織心理学と労働統計の観点から論理的に解説します。
謝罪がなく、むしろ不当な疑いを継続する職場は、心理的安全性が完全に崩壊した「沈む船」です。改善を期待してエネルギーを浪費するより先に、事実の証拠化(ログ)による「鉄壁の自己防衛」と、戦略的撤退(転職)の準備を最優先すべきです。**放置による生涯の経済的損失は、人によっては数千万円規模に膨らむおそれがあります(著者試算)。**
実録:消えた予定表と、向けられた理不尽な矛先
オウチックス調査室長の観測エピソードある日、少し手が空いた時間に翌日分の各部署の個人予定表を整理していました。いつも通り丁寧に取りまとめ、専用箱に入れてから外回りの業務に出発したところ、移動中に「予定表がごっそり消えている。どこにやった?」と電話が入りました。誰も私が入れたところを見ていないという理由だけで、私が紛失させた犯人と決めつけられたのです。
「絶対にそこに入れました。強いて言うなら、私の机廻りにあるはずですが……」と説明しても、「ない」の一点張り。結局、私は至急会社に戻ることになりました。事務所のドアを開けた瞬間、待っていたのは上司の怒鳴り声でした。
「お前早く探せよ!!どこやったんだよ」
事務所では私以外にも同じ部署の人間が6〜7人がかりで、血眼になって探し回る大騒動。しかし、納得がいかないまま私が先ほど置いたはずの「専用箱」をもう一度見ると、そこには予定表が普通に置いてありました。
それを見た上司の反応に、私は耳を疑いました。謝罪の言葉が出ると思いきや、ニコニコ顔で悪ふざけ気味にこう言い放ったのです。
「さっきはなかったのになんであんだよ。今おいたろー」
……正直、激しいいらだちを覚えました。ついさっきまで私を犯人扱いし、怒鳴りつけていた人間が、一言の謝罪もないどころか、さらに私を疑うような冗談を飛ばしてきたのです。周りもフォローすることなく、「全員で確認したはずなのに」と不思議そうにするばかり。この「謝罪の欠如」と「責任の軽視」こそが、組織のリスクそのものです。
判明した真相と、拭えない不信感
真相解明:なぜ「ごめん」が消えたのかその後、結局誰が持ち出したのかという「犯人探し」が行われました。結局、私が専用箱に置いた直後に事務員の一人が業務のために一時的に自分の机へ持っていき、用が済んだタイミングで元の場所へ戻していたことが判明しました。事務員が業務で使うこと自体は間違いではありませんが、問題は組織としての対応プロセスにあります。
この事件が示す「組織の腐敗」は、以下の3点に集約されます。
- 確証バイアスの暴走:なぜ6〜7人もいながら、事務所全体を公平に探さず、私一人にだけ疑いの目を向けたのか?
- コミュニケーションの断絶:なぜ最も可能性の高い事務員への確認を怠り、不在の人間を一方的に攻撃したのか?
- 謝罪の不在という末期症状:なぜ勘違いだと判明した後も、上司や同僚から一言の「ごめん」も出ないのか?
昔から、この職場には**「自分が悪い時、勘違いをした時に一言謝ることができない」**人が多いという特徴がありました。これは「仲が良い」という仮面の裏側にある、重大な心理的欠陥です。
なぜ人は職場で「ごめん」が言えないのか?
「疑って悪かった」「言い過ぎた」と言えれば人間関係は円滑に進みます。それができない背景には、いくつかの心理的要因があります。
| 要因 | 心理的コスト |
|---|---|
| プライド維持 | 95 |
| 自己防衛本能 | 88 |
| 認知の正当化 | 80 |
※以下のグラフ数値は筆者によるイメージ・試算であり、特定の統計を直接示すものではありません。
- プライドと自己防衛:謝ることを「無能の証明」や「権威の失墜」と誤認し、自己概念を守るために非を認めません。
- 認知の正当化:「結果的に解決したのだから、プロセス(怒鳴ったこと)はどうでもいい」と勝手に完結させています。
- 甘えの構造:「これくらいのことで怒るなよ」という、身内意識による甘えが、対等な人間としての尊重を麻痺させています。
結論:謝罪がない職場は「沈む船」のリスクがある
厚生労働省の統計では、労働相談の「いじめ・嫌がらせ」は13年連続で最多。謝罪がない文化は、社員のモチベーションを大きく削り、「どうせ何を言っても無駄だ」という諦めを蔓延させます。これは優秀な人材が離職を招く大きな生活リスクです。
心理的安全性が欠如した組織では、ミスを隠蔽するようになり、将来的に重大な事故や、あなたの人生を揺るがすような「不当な責任転嫁」が発生するリスクが極めて高くなります。円滑な仕事には「ごめん」と言えるコミュニケーションが不可欠なのです。
※以下のグラフ数値は筆者によるイメージ・試算であり、特定の統計を直接示すものではありません。
理不尽な責め苦から自分を守る「3つの心の防衛策」
謝罪をしない、あるいはふざけてごまかす相手に「誠意」を期待するのはエネルギーの浪費です。あなたがすべきは、自分のメンタルを守るための「徹底した防衛」です。
【防衛1】事実を「ログ(証拠)」で固定し、反論を封じる
「私は〇時〇分に箱に入れました。その後の経緯は把握しておりません。」
今回の予定表事件のように、身の潔白を救うのは感情ではなく「客観的な事実」です。業務記録をメールや日記に細かく残し、理不尽な叱責が続く場合はボイスレコーダー等のデジタル証拠を確保してください。
【防衛2】相手を「バグのあるシステム」としてメタ認知する
怒鳴ったり、ふざけたりする相手を「人間」として捉えると深く傷つきます。しかし、彼らを「不整合な出力を吐き出し続けているバグだらけの機械」として脳内で定義してみてください。客観的に分析する視点を持つことで、心理的ダメージを軽減できます。
【防衛3】戦略的な撤退ライン(損切り)を引く
精神を病んでからでは「撤退」の判断力すら奪われます。動けるうちに外の世界という「予備の選択肢」を持ち、自身の市場価値を確認しておくことが、現代における最大の家計防衛です。
- [ ] 上司が「ごめん」と言っている姿を1年以上見ていない。
- [ ] ミスをした際、「原因(仕組み)」より「犯人(誰)」が追求される。
- [ ] 非が判明しても、ふざけてごまかしたり、逆ギレする文化がある。
- [ ] 優秀な若手から順番に、静かに職場を去っていく。
職場のリスクと同時に、万が一の際の公的支援制度も知っておくべきです。こちらのガイドで、生活全般の「守り」を固めてください。
まとめ:自分を一番に守れるのは、あなた自身です
今回の私の経験も、組織としての「末期症状」の一つです。あなたに非がないのであれば、自分を責める必要は1ミリもありません。謝れない文化が生む「諦め」は、あなたのキャリアにおける最大の経済的損失です。
まずは深呼吸をして、客観的なログを録ることから始めてみませんか。生活リスク予報は、あなたの日常を守るための武器を提供し続けます。
権威性のある一次情報・参照元
著者:オウチックス調査室長
生活防衛リサーチャー / データ分析官


コメント