南海トラフ巨大地震の被害想定がすごいです!東日本大震災と比較してみました

にほんブログ村
こんにちは!今回は、近い将来に起こるかもしれない「南海トラフ巨大地震」の最新被害想定をご紹介します。国が10年ぶりに見直したデータ(2025年3月31日時点)をもとに、東日本大震災と比較してどれくらい大変なのか、わかりやすくお伝えしますね。数字を見たらビックリしますけど、備えのヒントもあるので、ぜひ最後まで読んでください!
目次
- 1. 南海トラフ巨大地震って何ですか?
- 2. 東日本大震災を振り返ります
- 3. 最新!南海トラフの被害想定です
- 4. 東日本大震災との比較表を見てみます
- 5. 初登場!「災害関連死」って何ですか?
- 6. 東日本と比べて「超広域」のすごさです
- 7. 対策で被害を減らせます!
- 8. どうやって備えますか?
- 9. 最後に
- 10. 参考情報
1. 南海トラフ巨大地震って何ですか?
「南海トラフ巨大地震」は、静岡から九州沖までの海底で発生する、とても大きな地震です。マグニチュード9クラスで、過去には1707年の宝永地震や1946年の昭和南海地震など、100~150年ごとに大きな揺れが記録されています。政府の地震調査委員会によると、今後30年で「80%くらい」の確率で起こるそうです。国が「最悪のケース」を想定して10年ぶりに見直したのが、今回のデータなんです。
2. 東日本大震災を振り返ります
まずは、東日本大震災(2011年)を簡単に振り返りますね。
津波が来るまで17~30分くらい時間があった地域もありましたが、それでも大変だったのを覚えてますよね。
3. 最新!南海トラフの被害想定です
2025年の最新データによると、南海トラフ巨大地震の被害想定はこんな感じです。
- 死者: 最大29万8000人(前回の32万3000人から少し減りました)
- 全壊・焼失建物: 約235万棟(前回の238万6000棟からほぼ変わりません)
- 経済被害: 約270兆円(国家予算の2倍以上です!)
- 津波の高さ: 高知や静岡で30m超え、13都県で10m以上
津波の浸水域が前回より3割増えたり、避難が遅れるケースを考えたりした結果、死者はまだ多いままです。冬の深夜が一番大変で、津波で21万5000人、建物倒壊で7万3000人、火事で9000人が亡くなる想定になっています。
4. 東日本大震災との比較表を見てみます
東日本とどれくらい違うのか、表で比べてみますね!
項目 | 南海トラフ(最新想定) | 東日本大震災(2011年) | 倍率(南海/東日本) |
---|---|---|---|
死者・行方不明者 | 29万8000人 | 2万2000人 | 約13倍 |
全壊・焼失建物 | 235万棟 | 12万9000棟 | 約18倍 |
経済被害 | 270兆円 | 16兆9000億円 | 約16倍 |
津波到達時間 | 最短2分(例: 静岡)~10分 | 平均17~30分(例: 宮城) | - |
避難者数(ピーク) | 1230万人 | 47万人 | 約26倍 |
影響エリア | 24府県(例: 静岡~高知) | 東北3県(例: 岩手・宮城) | 超広域 |
災害関連死 | 最大5万2000人 | 約3800人 | 約13倍 |
死者は13倍、建物は18倍、経済被害は16倍と、東日本を大きく超える規模です。津波が2分で来るなんて早すぎますし、避難者も26倍って…すごい違いですよね。
5. 初登場!「災害関連死」って何ですか?
今回初めて試算された「災害関連死」は、避難生活中に体調を崩して亡くなる人で、最大5万2000人です。東日本(約3800人)の10倍以上なんです!特に冬の夕方が危険で、東海3県(静岡・愛知・三重)だけでも1万~2万人になる可能性があります。
- リスクが高い人: 要介護者26万人くらい、妊産婦8万人くらい、難病患者5万人くらい
- 医療の課題: 受け入れられない患者15万5000人、停電で困る透析患者12万人
東日本や能登の教訓から、避難所の支援が間に合わないと大変だと警告されています。
他人任せ、国任せではなくまずは自助を心かけましょう!
6. 東日本と比べて「超広域」のすごさです
東日本大震災は「東北メインの津波災害」でしたが、南海トラフは「揺れ・津波・火事が日本全土を襲う」感じです。
停電は2950万戸、断水は3690万人とライフラインも大変です。食料が1990万食、飲料水が4370万リットル足りなくなる予測で、東日本以上に「生き延びる力」が試されますね。
7. 対策で被害を減らせます!
10年間の対策で少し効果が出てます。防潮堤や避難ビルのおかげで、前回と同じ条件なら死者は20%減、建物被害は17%減です。さらにこんな対策で減らせますよ。
- すぐ逃げる: 津波死者が7割減ります!
- 耐震100%: 建物倒壊死者が8割減ります!
- 家具固定100%: 落下死が7割減ります!
避難率20%って低すぎるので、みんながすぐ逃げれば全然違います。個人でもできることがありますよね。
8. どうやって備えますか?
具体的に何をすればいいか、一緒に考えてみますね。
- 避難訓練: 2分で高台に行けるか試してみます。家族でルート確認も大事です!
- 家の強化: 耐震チェックや家具固定、今日から始めます。
- 備蓄: 水と食料を3日分、今日買っちゃいましょう!準備できてますか?
- スマホ: 防災アプリを入れておくと、警報がすぐわかりますよ。
- 地域の輪: 近所と「何かあったら助け合う」って話しておきます。
東日本や能登の教訓を活かせば、みんなで備えて被害を減らせますよ!
9. 最後に
南海トラフの最新データでも死者は29万8000人で、東日本の13倍以上です。経済やライフラインも大変なことになりますが、知って動けば生き延びるチャンスは絶対あります。30年で80%ってことは、明日来るかもしれないですよね。今からちょっとずつ備えて、生き延びましょうね!
何か聞きたいことがあったらコメントしてくださいね。次はオススメの防災グッズでもご紹介しようかな。ではまたお会いしましょう!
関連記事
10. 参考情報
この記事は、以下の権威性のある情報源を参考にしています。もっと詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてみてくださいね。