停電時の冷蔵庫対策5選|72時間腐らせない保存術
結論:停電中は冷蔵庫を極力開けず、保冷力を保つ工夫が必要です。
理由:扉を開けると庫内温度が急上昇し、食品が傷みやすくなるため。
補足:冷凍室の活用や保冷剤の配置次第で72時間の保存も可能です。
こんにちは、オウチックスの日記です。
災害時に発生する「停電」。特に困るのが冷蔵庫です。
電気が止まれば冷却が機能せず、数時間で庫内温度は上昇。 食材が傷み、においや衛生面でも深刻な問題になります。
ですがご安心ください。保冷剤の配置や開閉制限など、ちょっとした工夫で最大72時間、食品を守ることができるのです。
この記事では、家庭にあるもので今すぐできる「停電中の冷蔵庫を腐らせないテクニック5選」を紹介します。
防災初心者の方にもわかりやすく、実践しやすい方法を厳選して解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ではここから、停電時に食品を守るための実践的な方法を見ていきましょう。
本記事では以下の5つのポイントに沿って、冷蔵庫の中身をできるだけ長く安全に保つ工夫をご紹介します。
この記事の内容
次の章では、停電中の最重要ルールである「冷蔵庫を開けない工夫」から解説します。
冷蔵庫は極力開けない
停電が発生した直後から最も重要なのは、冷蔵庫の扉を開けないことです。
1回の開閉でも内部温度は急激に上がり、食材の傷みが加速します。特に冷蔵室は保冷力が弱いため、無意識の開閉を防ぐことが基本です。
- 必要なものは停電前にまとめて取り出しておく
- 冷蔵庫にメモを貼って「開けない」と家族で共有
保冷剤の正しい配置
保冷剤は冷蔵室の上部や扉側に配置することで、冷気を全体に行き渡らせることができます。
停電時に備えて、普段から冷凍庫で保冷剤を凍らせておく習慣をつけましょう。
代用できるもの:
- ペットボトルの水を凍らせた「即席保冷剤」
- 氷袋・氷枕などの冷感グッズ
冷凍室の詰め方で温度を維持
冷凍庫は中身がぎっしり詰まっている方が保冷力を保ちやすい構造になっています。
冷凍食品が少ない場合は、空きスペースに水を凍らせたペットボトルなどを詰め、冷気を蓄積しましょう。
冷蔵・冷凍庫の状態 | 保冷持続時間(目安) |
---|---|
扉を開けない(冷蔵室) | 約4〜6時間 |
扉を開けない(冷凍室) | 約24〜48時間 |
保冷剤・氷を追加 | 最大72時間程度 |
次章では、食品をさらに保冷しやすくするためのラップ保存のテクニックを紹介します。
食品はラップで包んで保冷効果UP
停電中は、冷蔵庫内の冷気が逃げるのを最小限に抑えることが大切です。
食品をラップでぴったり包むことで、冷気の直撃を防ぎ、乾燥や劣化を防止できます。
さらに、アルミホイルで包めば遮熱効果も期待でき、冷却効果が持続します。
- 水分の多い野菜や果物 → キッチンペーパー+ラップ
- カット済みの肉や魚 → ラップ+冷凍保存袋で密封
冷蔵庫外への一時退避も検討
冬場や寒冷地では、冷蔵庫の外に出した方が安全な場合もあります。
屋外や玄関先など温度が低い場所に、発泡スチロール+保冷剤で一時保存するのも手です。
ただし、動物や虫の侵入を防ぐため密閉できる容器を使いましょう。
【体験談】2022年の地震で48時間停電を経験
- 冷凍庫に2Lペットボトルの氷を常備していたため、庫内温度が保てた
- 庫内メモで「開けるな」を家族で徹底。冷蔵室も無事
- 未開封のヨーグルト・野菜はラップ保存で72時間乗り切った
万が一に備えて「多機能保冷バッグ」や「大判保冷剤」の備蓄もおすすめです。
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次はまとめ&よくある質問(FAQ)です。
まとめ:停電時の冷蔵庫対策5選
- 冷蔵庫の開閉は最低限にする
- 保冷剤や凍らせたペットボトルを活用
- 冷凍庫は詰めておくと保冷力が持続
- 食品はラップやアルミで包んで保冷強化
- 寒冷地では屋外退避も視野に入れる
よくある質問(FAQ)
- 停電中、冷蔵庫は何時間持ちますか?
- 冷蔵室は約4〜6時間、冷凍室は最大48時間保冷されます。
- 停電前に準備しておくことは?
- 保冷剤や凍らせた水、食品の整理が有効です。
- 保冷剤がない場合はどうすれば?
- ペットボトルの水を凍らせた即席保冷剤を使いましょう。
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